夜勤から明けて日勤。
帰路、自宅の並びにある弟宅へ立ち寄り、ウサギ=トロの世話をしたり、パソコンを拝借し、それなりに割りの合う年末限定のちとした小遣い稼ぎをするつもりだったが、ここのところ3時間、3時間、今朝方の仮眠では2時間、ま、MAXだったとしても3時間だった訳だが、そんな睡眠事情の折の所為か、実家で晩飯にありつくと、如何ともし難い激しい睡魔に襲われ、22時頃、帰宅すると間もなく就寝。
起きると5時。ぐっすり、たっぷり熟睡することが出来たが、かかる最近の睡眠事情から、もっと眠っていたかったが、どうにも引き続いて眠れる予感皆無故、ならば本年最後となる朝の分の深い思索を懇ろなるものにしようと、気合十分、思索の間に篭った。
8時、昨晩寄れなかったことで、朝も早よから弟宅へ。
つい最近、餌も食べず、心配をかけていたトロだったが、ここへ来て元気を取り戻し、今現在は頗る元気だ。それは、その動きからも、餌の減り方からも一目瞭然だった。
そして、主人が留守だったからだろうか、ま、世間的にいわれている「ウサギは寂しいと死ぬ」は嘘にしても、今日は珍しく、やけにオレへの接近を試み、何時もは余り身体を触らせないのだが、撫でてやると目を細め、随分と甘えていた。ま、兎に角、元気で何よりだ。
そんな嬉しいこともありながら、実に困ったことに、拝借しておいてなんだが、古いからか、そもそもの性能よろしくないのか、メモリー残量の不足からか、パソコンの動作状況が非常によろしくなく、途中、実家で昼食を摂ったり、自宅に戻り夜勤に出る準備をしたりしたが、結句、4時間を越える作業を以ってしても、年末限定の小遣い稼ぎはその準備段階の、それもほんの入り口の段階に留まった。
つまり、4時間を越える作業への報酬は坊主。収入0という訳だ。
ぎゃ〜っ
というか「ふざけんなバカヤロウ」とか「があーっ」とか雄叫びを上げ、坊主憎けりゃ、基、坊主は憎いに決まっているし、動作の遅いパソコンも憎いので、置き場所の関係で、鉄拳制裁は無理だったが、その代わり鉄脚制裁を加えてやった。
これは、例え血の繋がった実弟の物とはいえ、他人の所有物に対して何てことをするのだとか何とか指摘されたって知ったこっちゃない。
オレは極自然に然るべき処置を、実にオートマチックにやってみただけだ。
但し、これは2回。それ以上は流石に人間とはいえない。鬼だ。
因みに、1回目は反射的なもの。そう、条件反射だ。瞬きのようなものだから止めようなどと思える筈もない。
2回目は余力。波が押しては返すようなもの。慣性の法則に従っているとでもいえばよいのだろうか。
で、3回目で我慢出来れば人として立派だ。そう、オレは我慢したね。弁償するのも難儀だし。そもそも例え血の繋がった実弟の物とはいえ、他人の所有物だし。
そう、そう、本年の締め括りにあたり、今年、立て続けに2台のノートPCを鉄拳制裁により破壊したことを思い出した。これは、利便性豊かであることをその存在の意義としている精密機器の怠慢に対する、厳しいオレの正義感がいよいよ炸裂した素晴らしい事件だった。
ま、作業が遅々として進まなかったことで、美味しい年末年始限定の小遣い稼ぎは夢のまた夢と化したが、準備段階の入り口とて、今後の展開に全く無意味ではない筈なので、ま、フリーズ時間に、久しぶりに文筆業の先輩が月刊誌に連載している投稿番組へのネタを考えることも出来たので、辛くも由としておこう。
夜勤。
運良くという意味では何とか丸々1ラウンド10分を、運悪くという意味ではその決着のシーンを見逃したが、ま、待機中とはいえ、仕事中だったことを考えれば、やはり運良くといった方がよいだろうか、TBSテレビで放映した大晦日恒例の格闘技イベント『ダイナマイト』でオレの同世代ヒーロー桜庭和志VS田村潔司を観戦することが出来た。
そう、同級生にしてかつての同門の先輩後輩という微妙な関係の二人。
オレンジ色のトランクスの桜庭。真っ赤なトランクスの田村。これほど派手な出で立ちでありながら、その強さ、クールさから決して色物的な臭いのない二人。
桜庭の師匠・高田延彦の引退試合の相手は、実にこの田村。それも田村のKO勝ち。
高校卒業してUWFに入門した田村に対し、大学中退で入門した桜庭は後輩で、その後、進むべき道を違えて尚、礼儀正しい桜庭は田村に対して敬語だ。
多くを語りたがらない二人だが、その微妙な関係故、様々と胸中複雑なものもあろう。
礼儀正しいといえば、全身黒タイツのショッカーの戦闘員を引き連れ、あの映画『スピード』のテーマ曲で会場に現れるや覆面姿も颯爽に一礼する桜庭。
流石はプロレスラー。
国技やお家芸を標榜するに飽き足らず、礼儀までをも云々しておきながら、まともなお辞儀一つ出来ない慇懃無礼なアスリートたちに見習ってほしいものだと思った瞬間、脇から小さい自転車に跨って登場した桜庭。
外科処置を施し復活した己を、秘密結社ショッカーの改造人間・仮面ライダーに見立て、赤いマフラーを纏ったその姿は、さながらポッパー1号・本郷猛かポッパー2号・一文字隼人のイメージだろう。
あれ!?
そう、覆面姿の男は、何と桜庭に扮した親友の野球選手、阪神タイガース・下柳投手だったのだ。下柳のキャラクターになかっただけに笑った。やってくれるね。そして、礼の感じがソックリ。上手かった。拍手!!!
でも、因縁浅からずといわれながら、これといったエピソードが一切出てこない、因みに、桜庭は、「昔のことは忘れました」と言っているそうだが、試合は非常に緊張感漲るもので、オレが見たその1ラウンドだけでも、ギブアップ狙いで関節を取りに桜庭は、顔面が腫れ上がり、まともに目も開けられないほどにボッコボコに殴られていた。
相変わらずだが、これぞ桜庭が見ている者の心をぐっと掴んで離さないところだ。
そう、当に“ラッキーパンチ”と称されるような、まぐれで勝つかも知れない打撃に拠らず、人体への造詣と技術がなければ勝負を決するものとはならない関節技を仕掛けてゆく。
で、これは勝者となっても、大抵の場合、技を決めきるまでに相当殴られることになるので、敗者よりダメージを受けているという、何とも損な感じもするが、それ故、見ている者に、人道的且つ芸術的との確信を強くさせる格闘スタイルなのだ。
で、で、結果は、判定で辛くも桜庭が負けてしまった。それでも酷なことを言うが、桜庭がボッコボコに殴られながら己のスタイルで戦ってくれたお陰、2008年の幕をご満悦の内に閉じることが出来た。
ありがとう桜庭!!!
そして、ありがとう田村!!!
で、一年“深い思索”の総決算!!!
[分] 小計 一日平均
1月 3515 113.4
2月 2790 96.2
3月 2120 68.4
4月 3290 109.7
5月 2540 81.9
6月 2125 70.8
7月 2315 74.7
8月 2295 74.0
9月 2040 68.0
10月 3625 116.9
11月 3460 115.3
12月 5370 173.2
合計 35485 一日平均97.0
ぎゃ〜っ
おめでとうオレ!!!
そして、ありがとう、それを可能ならしめた山積する様々な困難どもよ!!!
でも来年は万代を決する一年と定め、引き続き、否、今まで以上にボッコボコに殴られても、オレは必ずオマエらの関節を取る!!!
そう、“ラッキーパンチ”ではなしに、虎視眈々とその隙を窺い、雨あられの如く繰り出される運命や宿命と呼ばれる打撃の間隙を縫って、ギブアップで勝ってやる!!!
・・・多分。
あ、それから、日を跨いで間もなくすると、文筆業の先輩からメール。稀代のペテン師・誑しの大悪人が昨29日に神奈川県の自宅で死去したとのニュース。
何かまた新しい時代の、新しい年の本格的な幕開けといった印象を受けた。









