2007年07月31日

表参道ヒルズへ

そうだ。
参議院議員選挙中だったので、ちょいとってな気安い感じで書く訳にはいかない話しがあった。
といっても政治そのものに関わるややこしい話ではない。
単に選挙妨害にもなり得るし、宣伝にもなってしまうので、フェア精神を以って控えただけのことである。

このブログにも広告掲載している『倖田來未×ジェムケリー:プレゼントキャンペーン』だが、これにはオレ自身も応募し、ある意味、残念賞ということなのだろうが、なかなかかっちょいいブレスレットを貰った。
といってもブッチャケちょいと面倒だと思ってしまったのが、表参道ヒルズまで受け取りに行かなくてはならないということであった。
勿論、なかなかかっちょいいブレスレットを貰うのに、それぐらいの労を厭うつもりはなかったが、“表参道ヒルズ”というのが、何だか人ごみ掻き分けること難儀であろうと、勝手にウンザリしていたのである。
結果、閑散としている訳はないが、なかなか落ち着き払ったスポットで、人ごみ掻き分けることなどなかったのでよかった。
で、このプレゼント、表参道ヒルズで開催している展示会のいわば客寄せパンダ、町内盆踊り大会の最後に配られるお菓子詰め合わせ袋のようなもので、何故、タダで配られるのかというと、つまり、広告費として扱われているからなのであろう。
因みに、貧乏暇なしにも程があるてな感じのオレなどが、そんな洒落た展示会を見る訳もなく、貰う物を貰ったらとっとと帰ってしまった訳だが、一応、律儀なオレは事前に展示会は見もしないが宜しいかとの確認をとっていたので、堂々と会場を後にした。
恐らく、宣伝になれば御の字と思っているのであろうから、しつこくされることなどはまるでなかった。
ということで、今後のことは分からないが、展示会場に受け取りに出向く労を厭わない方は、オレの株を上げる為にも(何て傲慢な!?)是非、安心して掲載広告を利用して頂ければ、ありがたや〜、ありがたや〜の幸いである。

で、したかった話は、職場からその表参道ヒルズへ向かったときの出来事だった。
職場を出てすぐの所に、全日空ホテル改めまだ浸透浅いANAインターコンチネンタル東京がある。
その出入口前を通り、東京メトロ溜池山王駅に向かっていた。
目的地の表参道ヒルズの最寄り駅、東京メトロ表参道駅まで同じ銀座線で4つだ。
そう大して時間はかからないだろう。
そんなことを考えながら足早にそのホテルの出入口を通り過ぎようとすると、ある一人のオヤジが目に飛び込んできたのである。
ちょっとデーハーなオヤジである。
グラサンにノーネクタイ、目にも鮮やかなシャツとジャケット、モジャモジャ、否、ボサボサ頭。
あっ、建築家の黒川紀章じゃないか!
そう、奇しくもオレがこれから足を運ぼうとしている表参道ヒルズの設計を手掛けた大建築家の一人、黒川紀章じゃないか!
しかも、このホテルのすぐそばで、つい先日、ベンツでタクシーに突っ込み話題となったお騒がせ男、黒川紀章じゃないか!
それも、出馬している参議院選挙も期日前投票が始まり、それこそ一分一秒をも惜しむ各候補が、死にもの狂いで西へ東へ東へ西へと奔走する中、こんなところで一人ぼけ〜っと突っ立てていいものなのか?!
オレは幽霊でも見たような、狐にでも摘まれたような気分になって渋谷行きの銀座線へと飛び乗った。
するとその電車は、さながらジョバンニが乗り込んだ宮沢賢治の銀河鉄道の如く、まるで宇宙の彼方へと飛び立ってしまうのではないかとの錯覚に陥った。
ひょっとしてあの大建築家はカムパネルラ?

そして、そんなオレを乗せた黄色い電車は、溜池山王駅から、赤坂見附、青山一丁目、外苑前という順を経て、表参道駅に何一つとして危なげなく到着し、この話が銀座と銀河を掛けてはみたが、表参道ほど近くない、それこそ宇宙の彼方くらい遠いお粗末な話となってしまったことを明らかにした。
posted by パセリダタベヲ at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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posted by パセリダタベヲ at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 広告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月30日

操縦不毛

何だか飲まずにはいられない。
多分、アル中ではない。
暑いからだろうか?
でも例年これほど飲みたくなることもそうはない。
やはり、心の何処かに鬱積しているクサクサモヤモヤの所為であろうか?
つまり、ストレス故の・・・

で、今晩、飲みに誘われていたがお断りした数件にメールをしたり電話をしたりしてみたが、返信、折り返しが全くない。
で、で、暑くてどうしようもなかったので気分転換も兼ね、時間稼ぎにも水浴びをしてみたりしたが、やはり、何の音沙汰もない。
何だよ自分達から誘っておいてよー!
瞬間的に憤慨したが、次の瞬間には収まった。
皆、もうお開きにして、もうすっかり夢見心地だろう。
仕方ないか。
当たり前だ。
だって、もう2時を過ぎているのだから。
しかも今日は月曜日。
でもオレは今日夜勤。
昼過ぎまで寝ていられる。
嗚呼、無性に飲みたい。
でも一人で飲む気はしない。
だから多分、アル中ではないと思っているのだ。
寂しがり屋なのかオレは?
ないないない、軽く頭を振ってみる。
でも寂しがり屋でもいいじゃん!
それで何が悪いというのさ!
もう一度時計を見てみる。
2時10分。
朝遅くて、しかも気を遣って断ることの出来ない後輩は不適当だ。
ここまで条件付で考えなくても頭に思い浮かんでいる人物は二人。
文筆業の先輩と、アニメの背景職人であるエビサクさんだ。
どちらも最近、真夜中にお付き合い頂いたばかりなので気も引けそうなものだが、背に腹は変えられない。そんな感じでメールしたみた。
特に、エビサクさんに関しては、参院選の結果のことで1時過ぎにメールのやり取りをしていたので、飲みに行かないにしろ、きっと起きているに違いないとの確信もあった。
カタカタカタカタ・・・熱帯魚の水槽に乗せてある濾過槽に水を吸い上げる為のモーターが如何にも調子の悪い音をあげているだけ。
何の音沙汰もない。
ま、仕方ない。
だって、もう2時15分を過ぎているのだから。
大人しく寝るか。
あ、もう一件、誘って頂いてはいたが、最近、飲んだばかりだったので脳内ファイルから抹消していたところがあった。
メール送信。
即、返信。
店は閉めたが、天海祐希似(マサは絶対に認めない)の後輩のやっている方南町のやきとり屋『歓喜』でマサとエージェントスミスMとが居残ってまだやっていると。
で、合流して駅前の『白木屋』で閉店の朝5時まで飲んだ。
皆、オレに気を遣ってる訳でもなさそうで、しかも喜んでくれていたようなので、とりあえずよかった。
オレも今回は、後輩ばかりに囲まれ、先輩としてちゃんとしなければならないとの程よい緊張感があった所為かヘベレケにはならなかった。
操縦成功(?)。
白々と明けた駅前で、爽やかに皆と別れた。

でもまだ飲み足りない。
でもこの時間にやっているのは牛丼屋かファミレスかしかない。
それはちょっと・・・。
買い物。
缶ビールを山ほど抱えて帰宅。
珍しく一人でシコタマ飲んだ。
操縦不毛。

でもあんだけ飲んだのに、今日は頗る快調だ。
よく寝たからか?
ともあれ、これから仕事だ。
がんばんびー!



そう、操縦不毛といえば、エージェントスミスMについて書き残しておきたいことがあったが、それは、また別の話としよう。
posted by パセリダタベヲ at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月29日

操縦不能

以前、一緒に仕事をしていた先輩がお亡くなりになり、昨晩、お通夜へ参列する為、町屋へ行ってきた。
数年前、今オレの勤めている会社を数年前に辞められ、その頃のオーナー会社の子会社へと、いわばコネで流れていった人だ。
そして、その後、奇しくもその子会社が、現在のオーナー会社となり、そのお陰、たまには顔を合わせるということもあったのだが、今オレの勤めている会社にその人がいられなくなった理由を、その人は、どうやらオレとの間にあった確執故と、勝手に信じていることもあり、残念ながら挨拶する程度の、それも目も合わさずに会釈する程度の関係となっていた。
兎に角、元気極まりない粋でいなせな江戸っ子で、気ままな割には頑固なオヤジで、怒鳴ってみたり笑ってみたり常に忙しい人であった。
それだけに、所謂、名物オヤジとして、職場周辺では、“ぬし”などと呼ばれ、業務上、無関係な人達でさえ、あの人ならよく知ってると言われるぐらいのちょっとした有名人でもあった。
“一筋縄ではいかない”これは、この人の為にあるような言葉だ。

63歳。
オレのお袋と同じ歳だ。
入浴中に亡くなられたとのこと。
詳細は不明だが、その流れた会社を一ヵ月後に辞する予定であったそうだ。
仕事のやり方でも確執があったが、人間としての主義主張、信念などでもぶつかることは多かった。しかし、オレはその、誰にでも忌憚なく、ずけずけとものをいう気質や、一度こうと決めたら何が何でもそれをやり遂げる、それこそ目的遂行の為なら方法は問わないといったルール無用の行き過ぎ、というより、わざと反則ばかりで圧しているのではないかと思わずにはいられないそのやり口には批判的ではあったが、そういったある種の責任感、負けず嫌いなところが好きであった。
そして何より、オレが今まで出会った人間という人間の中で、サービスという分野に関して一番勉強させて頂いた人である。
オレのことは大嫌いだと常々喚いていたが、オレが個人的なことを理由に、いつ退職するのか分からないので責任重大な仕事からは外してもらった方がいいというようなことを会社に打診していたことを聞きつけては、その度に、「オレとまともに仕事が出来るのはアイツくらいなもんだから、何とか引き止めるように説得しろ」と、上役に直談判していたという話で、如何にも江戸っ子的な複雑且つシャイなところがあったようだ。

町屋斎場は非常に大きな斎場であったが、流石に名物オヤジの本領発揮、恐らく、一般者用スペースであった会場には、何ともそれに似つかわしくないほどの、多くの参列者が列を成して別れを惜しんでいた。

帰路、久しぶりに顔を合わせたかつての同僚と、それではと飲みに行った。
茹だるような暑さと、皆、どうしてもあの元気で賑やかだった人が亡くなったという実感がなかったこともあり、その飲み会は、故人を偲ぶというようなものではなく、矢鱈滅多ら飲み捲くって会社の批判をするという集まりになってしまった。
因みにオレは、丁度、皆に真面目な話があったので、どうもその話ががっちり出来るよう、最期、あの人が取り計らってくれたような気がしてならないかった。
ご家族などには不謹慎で申し訳ないが、ある意味感謝である。

で、かなり飲んだ筈ではあったが、50分程も電車に揺られていると、何だか飲み足りないような、強迫観念にも似た気分に陥り、エビサクさんを誘って方南町の『歓喜』に顔を出した。
最終的に『歓喜』には、マサやパール兄も顔を出したが、彼らとはつい先日、飲んだばかりであるし、エビサクさんとは久しぶりであったので、そのエビサクさんと話し込んだのだが、後半、とんでもなく失礼な展開となってしまったのだ。

酔ってはいないと思っていたが、実に昨晩のオレはヘベレケだった。
読んで下さったというこの日記のカラオケやヒット曲についてのオレの意見に話が及ぶと、オレは堰を切ったように、珍しく一人でベラベラと激しく、また、しつこく喋り出したのだった。
しかも、あーして日記に批判的に取り上げたにも拘らず、実はそれほど深くは考えていない、にわか理論を得々とエビサクさんに向かって、まるで押し付けるようにして展開してしまった。

不覚。
喋っている途中で明らかにその愚行に気付いたのであったが、口が勝手に動くというか、オイオイ何をそんなにオレは熱く語ってるんだと思っても、まだまだ喋り足りないというように喋り続けてしまったのだ。
操縦不能。
初めての感覚。
何だったんだろうあれは?
何だったんだろうオレは?

兎に角、エビサクさんに大変失礼なことをしてしまった。
この場を借りて、改めてお詫び申し上げます。
スイマセン!

ともあれ、何だったんだろうあれは?
ひょっとすると、あれもストレスというもの故のことだったんだろうか?
心当たりがあるとすれば、ここ最近、友人知人との多くの関わりの中で、友情に強く感謝する一方、その人物を信じられなくなるような、引いては人間というものに対して疑心暗鬼にならざる得ないようなことが余りにも多く続いた為、何か腹に据え兼ねたというようなクサクサしたもの、何ともいえないモヤモヤしたものが、無駄にデカイこの身体の何処かに鬱積していたのだろう。

そんなこんなで、何だか、今ならそういったストレス社会で暮らす悩める方々の気休めとなるようなヒット曲が書けそうな気がする。

勿論、「そうな気がする」だけの話。
そして、オレの話は相変わらず失礼な話だ。
posted by パセリダタベヲ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月28日

ネクタイ

一昨日、プロドラマーを目指しスリーピースのバンドで頑張っていたが、より人の役に立ちたいとの思い極まり、30を前にマッサージ学校の門を叩き、そこで知り合った開業マッサージ師に師事し、先日、とりあえずの厳しい修行にひと段落をつけ、そことはまた別の所にプロのマッサージ師として晴れて就職の決まった後輩と高円寺のやきとり屋で飲んだ。
思えば、2週間ほど前にも同じ店で同じようにして、店外に並べられた、飲んでいなければ憤慨当たり前ともいうべき座りの悪い傾いた椅子に陣取り飲んだのだが、そのときはオレの方が先に酔ってしまい、また数人で飲んでいたこともあり、何だか後輩がしたかった込入った話に十分答えて上げられなかった気がして、し切り直し的な感じで飲んだのだが、今度は後輩が先に、それもかなりの勢いで酔ってしまい、オレの気合とは裏腹に、早めの(3時間は飲んでいたので世間的にはそうでもないと思われるが)解散となってしまった。
ん〜ん、飲み足りない。
でももう草木も眠る丑三つ時。
しかも平日金曜未明。
気質で(オレも気質だが)今から呼び出せるヤツなどいない。
また、いたとしてもそうするべきではない。
でも、一人いた。
しかも、ものの見事に通り道に住まわれてる。
そう、文筆業の先輩だ。
ありがたい。
でも、まだ仕事をしているかも知れない。
ともあれ、メール送信。
即、返信頂く。
丁度、お仕事が終って、ビールでも飲んで寝ようかと思っていたとのこと。
ありがたい。
また、ご家族寝静まるお宅へ、頬張っていた焼きニンニクの臭いをプンプンさせ、更に天下一品ラーメンのお持ち帰り餃子をぶら提げ、まるで吸血鬼退治で化け物城へ潜入するヴァンヘルシングの如く(ヴァンヘルシングはニンニク食べてなかったけど)、というか、やっぱり間男のよう、そろりお邪魔した。
で、開口一番。
ネクタイの色、直せねぇや」
ありがたい。
こっちは言うだけ言ってすっかり忘れていた。
『酔いどれ天使な二人』で描かれている、オレの青いネクタイ姿はあり得ないとクレームを付けたことに対し、修正をかけようと努力して下さったらしいのだが、連載を開始したそのHP(岡山流通ハイウェーセンターHP【こちらをクリック】)がご自身で運営されているものではないので、修正作業は難航を極めそうだとのことで、諦めざる得ないということだった。
「すまんの〜」
お詫びを受け、お忙しいのに、こちらこそ申し訳ないと恐れ入ってしまった。
・・・苦しい。
話がネクタイのことだけに、当に自分で自分の首を絞めてしまった。

結局、そんな駄洒落を披露したく書いてみた今日の日記である。

ともあれ、次回は赤で検討して下さるとのことで、嬉しい限りである。
posted by パセリダタベヲ at 14:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月26日

M’s スタイル

そういえば、話は続くが、昨日、一昨日の日記にも書いたが、先日、久しぶりに後輩のやっている方南町のやきとり屋『歓喜』に、マサ、エージェントスミスM、ゲンちゃんと行ってきたときのことだった。
何とそこにエージェントスミスMが、黒いTシャツとジーンズ姿で現れたのだ。
そう、例のオレが差し上げたTシャツだ。
きっと、エージェントスミスMは、オレへの感謝の意を込めて、例のアメリカンスタイルの延長として、といっても、ついこの間、その言葉の意味をオレに訊ねられたばかりなので、その余韻から、思い出すようにしてわざわざ、それもかなり意識して着てきたのであろう。
先に来ていたマサなどは、ちょっと酔い始めてはいたが、その異変を敏感に察知し、「あれっ、どうしたのその格好?」と、頭にバカが付くほどの相変わらずのデカイ声で驚いていた。
スミスMも相変わらずに、ヘラヘラと照れ笑いなのか何なのか、兎に角、薄ら笑いを繰り返すばかりで、プログラムされていない所為か、マトモにマサの質問に答えなかった。
余程その出で立ちが気になったのか、それとも唯単に、質問を相変わらずの方法で賺されたことにちょっとムッと来た所為か、マサは、「何、何、どうしたの?白いポロシャツならまだしも〜」と、頭にバカが付くほどの相変わらずのデカイ声を、益々デカクし、ちゃんと答えるまでこの質問を引っ込めることなどあり得ないといった強い意志を感じさせる眼差しで、「いやいや〜」と俯き加減で頭を振るスミスMを見据えたのだった。
こういったときのスミスMの行動は謎めいている。
何か他言憚らなくてはならないことでもあるのだろうか?
ひょっとすると、オレがスミスMにTシャツを差し上げたことで、オレがスミスMばかりをエコ贔屓していると、マサが怨嫉するのではないかとでも思っているのだろうか?因みに、マサは高校時分、藤波辰巳に弟子入りし、新日のレスラーになろうとしていたくらいなので、ガタイはそれなりにデカく、といってもプロレスラーになろうなどと、微塵にも思っていなかったにも拘らず、無駄にガタイのそれなりにデカいオレが、サイズが小さかったからとの理由から手放したTシャツなど、マサに着れる訳もなく、必然的にオレより小柄で、身近な人間がそれを貰い受けることは、これといってややこしい事情を孕むとは思えないのだが・・・と、そこまで考えると、スミスMは余りにもあっさり「タベヲさんに貰ったTシャツなので、たまにはご本人の前で着てみようかと・・・」と、ついこの間、その言葉の意味をオレに訊ねられなければ、永遠に忘れていたであろう節のある、アメリカンスタイルについての説明も添え、いつになく向けられた注目に若干舞い上がりながら語り始めたのであった。

何だったんだあの間はーっ!?
しかも、秘密じゃねぇのかよっ!?

まだ付き合いの浅いゲンちゃん以外の店に居合わせた全ての人物が、心の中で、そう叫んだことであろう。

スーツ姿以外のスミスMを始めてみた常連のお姉さんなどは、違和感はないと口にしながらも、まるで食い入るようにしてスミスMをガン見していたので、オレなどは可笑しくて可笑しくて、暫く笑いが止まらなかった。
すると、そのお姉さんは、「ちょっとこれは止めなさいよ〜、格好悪いわよ〜」と、スミスMが全盛期の嶋大輔のように、肩まで捲り上げていたTシャツの袖を引き摺り下ろしてしまったのだ。
余談だが、オレの勤め先に何度か嶋大輔さんが訪れたことがあるが、以前にそれを見掛けていた仲間が、外出したオレが髪型と格好を換えて帰ってきたのかと思ったよと、つまりはよく似ていたといっていた通り、オレもそのとき、クリソツとまでは言わないが、何か他人ではないような気がした。

で、ご機嫌にTシャツの袖を捲り上げていたスミスMは、またヘラヘラと照れ笑いなのか何なのか、兎に角、薄ら笑いを繰り返し、たっぷりと間合いをとった後、もう既に話題が新たな話に移行するかしないかの際に、「暑いんですよ〜」と言い放ったのだった。
ぶ〜っ、オレなどは口に含んでいたビールを吐き出しながら我耳を疑ってしまい、驚き余って、頭にバカが付くほどの、まるでマサのそれに匹敵するほどのデカイ声で、「スーツの方がアチィだろーっ!?」と、お笑いのそれとは明らかに違うマジなツッコミをしてしまったのだった。

何だったんだあの間はーっ!?
しかも、何なんだその理由はーっ!?

まだ付き合いの浅いゲンちゃん以外の店に居合わせた全ての人物が、心の中で、そう叫んだことであろう。

スミスMは、「いや〜いや〜」と、やはりヘラヘラと照れ笑いなのか何なのか、兎に角、薄ら笑いを繰り返し、たっぷりと間合いをとった後、「気持ちが違うんですよね〜、スーツとは・・・」と、暗にスーツ姿の方が快適で、今日ここへ気に入ってもいないTシャツを着てきたのは、それを押し付けたガタイのデカイ先輩がいるからなのであり、こういうときにはそうするようにプログラムされているからに過ぎない、つまりは、アメリカンスタイルに沿ってそうしたに過ぎないと言っているのであった。

これもMATRIX故なのか?

エージェントスミスM。
まだまだ謎の多い男である。

MATRIX

MATRIX
MATRIX
MATRIX
MATRIX・・・
posted by パセリダタベヲ at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月25日

歓喜

そう、昨日の日記にも書いたが、先日、久しぶりに後輩のやっている方南町のやきとり屋『ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作・交響曲第9番ニ短調作品125第4楽章に導入されている合唱及び独唱部んトコの名称と同じ店名』に、マサ、エージェントスミスM、ゲンちゃんと行ってきた。
で、その日記を先ほど読み返し、よくよく考えてみると、店名はプライバシーの侵害になるというよりは、宣伝になるので実名表記した方がいいのではないかと思い直したので、早速そうすることにした。

因みに、これは、今後オレが、一々にその長い店名を表記することを面倒だと思ったからに起因することもあながち間違いではないということも付け加えておく。そして、もし、何らかの形で店に迷惑が蒙ったならば、すぐにまた店名表記を元に戻すことを予めご承知おき頂きたい。

そして、この後輩、実にアナログな男なので、ブログの閲覧は愚か、ともするとPCなどには触ったこともないであろうから、「パセリダタベヲのブログ見て来てみました」などと気を利かせて頂いても、「ハッ、なんすかそれっ?お客さん頭オカシイんですか?」などと歯に衣着せぬ物言いで疎まれること火を見るより明らかなので、単純にお酒と美味しい料理とを楽しんで頂ければ幸いである。

店名は、『歓喜』。
場所は、東京メトロ方南町駅そば。乗った車両の後方側(この駅は終点なのでの乗った車両の前後は固定)の改札口から地上に上がり、右手に一分半も歩けば到着するが、所謂、バス通りである方南通りに面している方が何故か裏口なので、二股らしきものがあったら右側へ進んで頂きたい。因みに、お隣の飲み屋『すてふぁにー』さんには、バス通りに面した方にも、二股らしきものの右側へ進んだ方にも出入り口があるので、『すてふぁにー』さんを通り過ぎても『歓喜』の出入り口が見付からない場合は、二股らしきものの右側へ進んでいないと考え、今一度引き返して頂きたい。
店の作りは、深い色に塗られた木材を基調とし、カウンターとテーブル席とがあり、ダウンライトで落ち着きある空間を演出しているので、お一人でくつろぐのにも適しているが、店外から一見した印象とは異なり、お喋りを憚らなくてはならないというほどムーディーでもないので、仲間と連れ立って足を運ぶにも適している程よい店といえる。
事実、なかなか一人では焼き鳥屋の暖簾はくぐり難いという、やきとり好きの女性がお一人でいらっしゃっているケースも少なくない。
料理の方は、炭火やきとりと関西で有名な串揚げをメインにはしているが、この後輩、バブル好景気に沸く赤坂の割烹での下積み修行時代があるので、日替わり的に出している、実に細々としたものも美味しいのである。

ともあれ、この日記の読者で方南町へ行かれることがある方は、是非とも一度はお立ち寄り頂きたいお店である。
そんなこんなでよろしこー!
posted by パセリダタベヲ at 04:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月24日

ヒット

一昨日の晩、かなり久しぶりに後輩のやっている方南町のやきとり屋『ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作・交響曲第9番ニ短調作品125第4楽章に導入されている合唱及び独唱部んトコの名称と同じ店名』に行ってきた。
当初、こちらもやはりかなり久々となるパール弟と会うつもりだったが、パール弟は、今日はボランティアでかなり草臥れてしまったということで、一ヶ月ほど前に神戸から越してきたというゲンちゃんを紹介してくれるというマサと、特に予定なく部屋にいるというエージェントスミスMも誘い合わせて合流した。

ゲンちゃんは今時珍しいなかなかの好青年だった。そして、出身が千葉県野田市ということで、地元民でも知りえないような、何故、野田市が醤油の町として発展したかなどという、知っていても何の得もないような薀蓄を、初対面のオレから散々聞かされたりしていた。

ゲンちゃんの他にも、『ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作・交響曲第9番ニ短調作品125第4楽章に導入されている合唱及び独唱部んトコの名称と同じ店名』では、そこの常連でもある方々にも久しぶりに会うことが出来、がっつり話し込むことも出来よかった。
で、そんなこんなで久しぶりにちょいと話し込んだりしていたので、あっという間に閉店時間を過ぎてしまったてはいたが、後輩は、炭だけ消してはいたが、片付けなどを後回しにし、心行くまでがっつり話し込めるよう配慮してくれてはいた。
しかし、煌々と燃え盛り濛々と白煙上げる炭火を前に、流石に慣れたものとはいえ、蒸し暑い時節柄、宝塚出身女優・天海祐希似のその端正で爽やかな顔立ちにも疲れの色が見て取れたので、その時点で既に迷惑を掛けていた訳ではあるが、親しき仲にも礼儀ありとばかり、これ以上過ぎることは不味いと、暖簾を潜って、今にも泣き出しそうな夜空の下に出たのである。

で、「どうします?」とマサが尋ねるので、一応、シコタマ飲んだにも拘らず、蒸し暑さの所為か飲み足りない感じではあったスミスMとオレは顔を見合わせながら、「じゃもうちょっと飲んでくか」というようなことを言って、とりあえず、まだ帰宅の途につかないことの意思表示をした。
が、しかし、マサがカラオケボックスの案内をガン見していたので、オレは慌てて「カラオケ以外ならいいよ」と付け加えた。
するとマサは、「じゃ行きましょう」と、何故かカラオケボックスの出入口の方へオレをエスコートしようとしたので、オレは賺さず「オイオイ」と、てっきりマサが冗談で言っているのだと思い突っ込んでみたが、マサは「へっ?」と、逆にオレが冗談で飲んでいくかのように装ったのではないかという、こちらの人格を疑うような驚きにも似た悲しい表情を浮かべたので、オレは「カラオケ以外なら行ってもいいよって言ったんだけど」と、落ち着き払った口調で真実を述べたが、マサは「カラオケならいいよって言いましたよー」と、スミスMの「カラオケ以外ならいいよと言ってましたよ、私、ちゃんと聴いてましたから」との証言に少しも取り合おうとはせず、「何が嫌なんですか?何で嫌なんですか?」などという、親しく杯を酌み交わしていれば想像に難くない筈の愚問を矢継ぎ早にぶつけて来たのだ。
オレは普段こういったとき、「だってゆっくりトークを楽しめないだろ」と言うことにしているが、勿論、これは正直な気持ちだが、ここはもっとはっきりと行きたくないというオレの強い気持ちを伝える為に、それも柔らかな物腰の中にも明らかな拒絶を表明出来る絶妙な形で、「オレ、カラオケ大っ嫌いなんだわ〜」とマサにぶつけたのであった。
しかし、マサは、だからといって客観的に何の切り替えしにもなっていない微妙な、「この間、高円寺で行ったじゃないっすか〜、カラオケ」と、返して来たのだ。
オレはそのやり取り自体、既に本題から逸れていることは重々承知ではあったが、「どうしても歌いたいって五月蝿いから付き合っただけで、オレ、歌ってなかっただろっ」と、普通ならぐうの音も出ないような嫌味な台詞で決めてやったのだ。
オレはその台詞を言い放った瞬間、これでマサは諦め、もうこれ以上この件について話すことはもうないだろうと、既に安堵の色を隠し切れず、斜向かいの『白木屋』で、生グレープフルーツサワーを注文しようと踵を返していた。
が、しかし、が、しかし、である。
既成事実というものは、余程のことがない限り、そう簡単には作ってはいけない。
マサは、「どうしてもまた歌いたいんですよ〜」「どうしてもまた聞いてもらいたいんですよ〜」と、まるで捨て猫がそうするかのように甘えてきたのである。
しかし、その猫なで声、そのあくまでも下手に出ている言葉のトーンの下には、一度この方法で成功しているのだからという、いわばその味を占めたことのある人間が持つ独特の絶大なる自信が隠れているのである。
埒が明かない。
その自信がそうさせることは、もう火を見るより明らかであった。
助け舟・・・オレはスミスMが浮かべているであろう、語り合いたいのでカラオケは嫌だという表情を期待し、スミスMの顔色を窺ったが、どうオレ自身に贔屓目に見ても、七三に撫で付けられた黒髪を乗せたスミスMの顔は、特に頬の辺りが、満更でも御座いませんと言っていたので、オレは断る理由を一切思い付くことが出来ず、カラオケボックスへと入ったのであった。

で、明け方。
今年三回目のカラオケ。
マサは忘れているであろうが、看板こそ挿げ替っているものの、正月にもここへは来たのだ。
カラオケこそが社交として持って来いであった15〜6年前以来、近年稀に見る利用率である。
疲れた。
兎に角、疲れた。
恐らくそれは、深酒がイケナイ訳でもなければ、マサの歌がイケナイ訳でもなく、ならば当然、5:1の割合の1の方で歌っていたスミスMの歌がイケナイ訳でもない。そして、カラオケ文化そのものがイケナイ訳でもない。
上手く表現出来ないが、オレがこれを忌み嫌ってしまう要因は大きく分けて二つ。
その理由も一応、芸術という形として昇華されているものでもあり、天才と呼ばれている人ですら、人生を賭け、骨身を削って勝負しているので、不謹慎極まりない発言に大変恐縮してしまうが、あくまでオレの好みの問題という範疇で、誤解を恐れず書いてしまうと、まず一つは、カラオケでよく歌われる、所謂、ヒット曲には、その歌の作り手の、特定の人物に対する、または、社会への鬱積した不満、愚痴を、一方的に聞かされたような気分になってしまうものが多いからなのだ。
勿論、歌は非常にプライベートなものなので、それは、それでいい訳なのだが、そんなことに何らの興味も持ち合わせていないオレが、そんな不満や愚痴を、自らで選択することなく一方的に聞かされるのには、難儀極まりないということで、しかも、これはかなりの生命力がいるので参ってしまう。
もう一つには、女性を限りなく肉の塊としてしか考えていないにも拘らず、「好きだ」「可愛いね〜」「愛してるよ」と言いさえすれば、一晩くらいはと、すぐに身体を許してしまう女性を容易にゲット出来ると踏んでいる下衆男を連想させられてしまうからなのだ。
そして、そのヒット曲をカラオケで歌う人を見ると、薄々それに気が付いているにも拘らず、地位と名誉か金か肉体的欲望か、それとも女同士の勝ち負けを推し量る一つの規準として確立しているが故か、はたまた単なる暇つぶしからか、兎に角、自らが夢見る形とは正反対の理由で、そんな下心を受け入れる軽い女を客観視させられているようで、極めて醒めた気分になるのだ。
事の良し悪しは別として、ヒット曲には、そんな軽い女をすぐにその気にさせる下心見え見え下衆男の決め台詞のような、何かそういった仕組みのようなものが、過分に、露骨に、ウンザリ組み込まれているように感じて止まないのである。
しかも、大抵、そのどちらにも、楽曲としては余りにも安定していながら、詞的には奇を衒うという気味の悪い矛盾があるように思えてならないのである。
そして、それは、ちょいと大袈裟にいえば、親や学校の先生などに一度も逆らったことのない挨拶爽やかな近所でも評判の青年が、ある日突然、いたいけな少女を歯牙にかけるという過ちを犯したというニュースをTVの、それもワイドショーで見せられたときの、あの何ともいえない嫌な気分に似ているのである。
それも、それを商売として、お金貰って作ったり歌ったりしているのであれば、一応、オレも社会人の端くれとして理解に苦しくないが、それが、こともあろうに、お金を払ってそうしているというのであるから、ヒット曲そのものに加え、カラオケという行為にも何とも疎ましい思いを抱いてしまうのである。
勿論、非常に前向きで、ユーモアに富、含蓄や挑戦の気概に溢れた素晴らしいヒット曲もあるが、往々にして、ヒット曲というものには、人の心を容易に捉えることが出来得る代わり、何処となくそんな浅はかな感じがしてしまうのである。
ま、そこに何らかの楽しみを見出せるのであれば、それはそれで素敵なことであるとも思う訳ではあるが。

ともあれ、散々歌い捲くったお陰か、マサが非常に元気になり、スミスMも楽しかったようなので、先輩としてはこれはこれでで由としよう。

そして、どうもオレは、体のよいクリーンヒットより、デッドボールか振り逃げで出塁を狙うような人生がよく似合いそうなので、今後、熱心にその研究を試みてみようと思う今日この頃である。
posted by パセリダタベヲ at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月22日

MVP

そういえば、先日来、ゲロ亀のことを長々と書き連ねていた所為で、すっかりイチローについて書き記しておくことを忘れてしまった。

三打数三安打。
内、自身生涯初にして、メジャーリーグベースボールの長き歴史においても初のランニングホームラン
そして、日本人初、MVPの快挙。

凄い男だ!

この数年の間、何度か彼を見かけたことがある。一緒に目撃したヤツらは、オーラが違うなどと口々に言っては、ただ歩いているだけの彼を賞賛していたが、オレにはとてもそんなことを仕出かすような人物とは思えなかった。極普通の青年がへらへらと友人に軽口を叩きながら歩いているようにしか見えなかった。

だからこそオレは、尚更、このイチローの快挙が、まさかあの青年がと驚いてしまうのである。

ともあれ、肉体的な限界のあるスポーツ選手として、今後、彼の野球論というか、彼独特のスタイルに影響された、本場MLBで新しいスタイルとなる新しい選手が、どのような形で登場し、どのような形で活躍していくのか楽しみな限りである。

勿論、彼自身にもまだまだその活躍を期待するところだ。
posted by パセリダタベヲ at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月21日

『酔いどれ天使な二人』連載開始!!

今日未明、文筆業の先輩のお宅にお邪魔した。
相変わらずご家族寝静まるお宅に・・・まるで間男。

さて、この度、この日記や姉妹ブログにもリンクを張って宣伝させて頂いている、その先輩のブログ『まっと式』に投稿(?)させて頂いている、オフの先輩を先輩の熱烈なファンの方々の前に曝す、オレの『K・T氏の証言』が、先輩の手により形を変え、ひょんなことから、WEB漫画『酔いどれ天使な二人』として、(協)岡山流通ハイウェーセンターHP【こちらをクリック】上に、月一ペース予定で連載が開始された。

で、その表紙、表紙とはいわないか?・・・何だ?・・・タイトル画?・・・ま、何でもいいや、兎に角、その絵のオレが、何と青いネクタイをしていることから、これは一言苦言申し上げなければならない、つまり、クレームをつけに、草木も眠る丑三つ時に先輩宅へ勢い乗り込んだのだ。

オレは生まれてこのかた、ただの一度も青いネクタイをしたことはない。
スーツ姿の勤め人時代も、その前のDCブランド花盛り、バブル学生時代ででもだ。
勿論、現在のその日暮生活に突入してからもである。
人生の師匠と仰ぐ大尊敬しているお方が、よく青いネクタイをしているところを見るが、それは、「あっ、青いネクタイをされているな」と、それを認めてしまった瞬間、一度、キュッときつく瞬きすると、その後、約一時間は、オレの目にその青いネクタイは見えなくなってしまうので問題はない。
これは、気の持ちようなどという精神的な問題ではなく、色を識別する脳の部位へと流れ通う微弱な電気信号の操作によって引き起こすことの出来る物理的現象によるものなのだ。
そして、これは月一程度ではあるが、20年来地道に続けてきたことで容易にそれを引き起こすことが出来るようになった、いわばトレーニングによる賜物なのである。
因みに、心霊現象を見てしまうという方は、意図せずこういったことが脳内で引き起こされてしまっているといえる。

ともあれ、これにはかなりの拘りがある。
但し、その理由は大したことではない。
簡単にいうと、美観、美意識の問題である。
オレはどうしてか、子供の頃から、青いネクタイの男は、人を騙す為に誠実を装う高邁な金の亡者と連想してしまうのである。

加えてオレは、オレの永遠のアイドル=MILES DAVISの影響で、といっても、たまたまオレが好きな写真でのマイルスの出で立ちに黒っぽいネクタイのものが多い所為か、オレが持っているネクタイに黒っぽいものが多い。
そして、同じ理由で緑っぽいものも多く、最近は、ダサい海部元総理大臣が頻繁に着用していたことで止めてしまったが、柄としては、やはりマイルスが、ネクタイ以外でも多用している水玉のものが多かった。
そして何より、ネクタイとしては知り得ないが、マイルスといえばこの色、赤が、オレの持っているネクタイとして圧倒的に多いのである。
因みにオレは、ジャージ、短パン、靴、枕を、やはりマイルスを意識し、赤を使っている。
勿論、滅多矢鱈と赤を多く使えばいいというものではない。それでは、ただ単にダサいだけであり、還ってマイルスから離れてしまうことであろう。

それから、オレの参加させて頂いているボランティアのチームカラーも赤なので、出来ればオレのネクタイは、この赤、黒、緑の中から選んでほしいと要望したのである。

ま、結局、そんなクレームはほんの30〜40秒で終わり、お互い多忙極める今現在ではあったが、いつもの如く、ビールに口をつけた途端、『酔いどれ天使な二人』として、またもや(懲りずに)明け方まで、今回は、最近まで回顧展が行われていた、先輩がリハビリ中の身でありながら、体調をおして人ごみ掻き分け見て来たという、オレも好きでポストカードを飾っているモネや、えいちゃん=矢沢永吉、映画『ゴッドファーザー』や『ガメラ』の話で盛り上がってしまった。

ともあれ、引き続き『まっと式(K・T氏の証言)』、新たに『酔いどれ天使な二人』=(協)岡山流通ハイウェーセンターHP【こちらをクリック】をよろしこです!
posted by パセリダタベヲ at 19:43| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月20日

アメリカンスタイル

アメリカンスタイル・・・謎の言葉。

この日記にも書いたことがあるが、謎の言葉=“アメリカンスタイル”が遂にそのベールを脱いだ!

昨日、マサとパール兄と三日月の人(ボーカリスト)とエージェントスミスMと久しぶりに方南町で飲んだ。
マサは、まだ付き合いの浅い三日月の人を捕まえ、やはり長澤まさみさんの話などを相変わらずの語り口で繰り出していたようであるが、オレは、週に2〜3回メールのやり取りはしていたが、こうして落ち着いて顔を合わせることが、名古屋へ行ったきりとなっていたパール兄と互いの近況や人生についてなど真面目に語り合っていたので、そんな三千回は無理矢理聞かされた耳にタコの話には一切耳も貸さずにいた。
因みに、パール兄は頗る元気で、益々活躍の様子だったので、先輩として非常に嬉しかった。
エージェントスミスMは、マサと三日月の人、オレとパール兄のペアの中間で、どちらの話にも所々耳を傾けるという形になっていた。
そもそもスミスMは、物静かで、本人の希望とは別に、どちらかといえば聞き役であるので、ポジション的にはいつもの如くに収まったといった形であった。
で、オレは今日、因みにこれから非常に大事な用事で出かける為、仕事は休みであるが、皆は夫々に当たり前に仕事ということもあり、日を跨いでそこそこに解散となった。
しかし、昨日のスミスMは、いつになく語りたい気分であったということで、そんなオレと(今日休みでなくてもそうしたであろうが)ウチで飲み直すことになった。

絶好のチャンス!

オレは千載一遇とばかりに、といっても、部屋でスミスMが定番の紺のスーツを脱ぐまで、またウッカリ忘れていたのだが、聞かなくてはならないことを、その語らいとなる前に、遂に聞いてみたのだった。

聞かなくてはならないこと。
そう、あの言葉。
聞けずにいた言葉。
そう、あの言葉。
そう、あの言葉の意味。
あの時この部屋でスミスMが口にしていた言葉。
謎の言葉。

“アメリカンスタイル”

やっと聞けた。

前にさ〜 あげたTシャツここで着たことあったじゃん
はい
あんときさ〜 今着てみればって言ったとき
ええ
「アメリカンスタイルですね」って言ってたんだけど覚えてる?
はい
あっ 覚えてる?
ええ
ナニそのアメリカンスタイルって?


<アメリカンスタイルとは>
プレゼントされたものを、その場で開封し、中身を確かめたり、着用したりすること。
エージェントスミスMによる造語。但し、使用したのはこのとき一度きりと。
アメリカ映画でそのような光景をよく目にすることに由来。


ということであった。
言われてみれば理解に苦しむというほどでもないが、その展開にはやはりスミスM独特のものがあるといえよう。

MATRIX

アメリカンスタイルという謎の言葉より、エージェントスミスMそのものが謎めいていることを、今回も実感せずにはいられなかった。

MATRIX

MATRIX
MATRIX
MATRIX
MATRIX・・・
posted by パセリダタベヲ at 13:09| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月19日

再返上!・・・オレは待っちゃん

話が二転三転した。
というより、やっぱりオレの勇み足というか、頭の悪さがそれを招いた、かなりお恥ずかしい話である。

もはや黙っていようとも思ったが、過去この日記で何度となく云々してきたので、それでは余りにも不誠実だと思い、触れることとした。

そう、『OliveNewsX!』というやつに、『天才・松本人志』という駄文を投稿してみたところ、忘れた頃に採用通知が来たが、それを削除してしまい、何か貰える筈、つまり、何らかの見返りがある筈なのに、それが何だか分からなくなってしまい、そして、未だその分からなくなってしまった何らかを貰ってないとボヤキ、それに対し、「後、2〜3日くらいは・・・オレは待っちゃん」と、話が松っちゃんについてのことだっただけに、待つと松とをかけて、まるで相手に不義理でもあるかのような嫌味をこの日記に記した訳であるが、その途端、『OliveNewsX!』から「投稿記事が載りました」というご丁寧なご挨拶メールが届き、そもそも“待っちゃん”に拝命した理由は、暫くは見返りを待とうとのことからだったのに、ご丁寧なご挨拶メールが届いたことで、「オレは待っちゃん」とは、随分大人気ないことを書いたと恥じ入ってしまったことと、この日記にそのことを記した途端、ご丁寧なご挨拶メールが届いたことで、まるでこの日記は、“DEATH NOTE [デスノート]”のように、書かれたことが実現する、不思議な“NANDEMO ARI NIKKI [ナンデモアリニッキ]”なのではないかとの疑いが、これによって、いよいよ真実味を帯びてきたことによるある種の興奮から、その何らかの見返りがないからこその“待っちゃん”拝命であったことを忘れてしまい、ウッカリ“待っちゃん”を返上したが、また再び、そういえば、未だに見返りがないと思い直し、再び、“待っちゃん”に拝命し、貰える筈のその何かを、後、2〜3日くらいなどとはいわずに、一生待ち続ける事にする・・・それがこれまでの経緯である。

我ながら、こうして書き記しただけでもウンザリする。
そして、これから先は、張本人としてもっとウンザリしなくてはならない。

結論からすると、誰がなんと言おうと・・・オレは待っちゃん再返上!である。
嗚呼、情けない。
当に、大男総身に知恵が回りかねである。

謎の入金・・・¥3,000

残高照会でしか用のないATMで、久々に通帳記入すると・・・何だこの入金三千円?

入金三千円といえば、今年の初め、産経スポーツのエロ川柳に応募し、全国から寄せられた卑猥極まりない作品の中から、10名ほどの枠に入選し、この口座に振り込まれたのが三千円だったので、あれが今頃また?それとも既に振り込まれたものと勘違いしているだけ?と首を捻って確認すると、それはそれで、やはりとう昔に振り込まれていたし、二度オイシイ筈などある訳がないので、これとは別の三千円である筈だ。
他にも入選賞金三千円の投稿もあったが、それもそれで、しかもそれはJCBの商品券で、やはりとうの昔に郵送されていたので、それも違う。
足の臭い人を応援する、『ガンバレ足クサ川柳』についても、それもそれで、しかもそれは主催している繊維メーカーの商品、足の臭いを抑える靴下が、やはりとうの昔に郵送されていたので、それも違う。

果てさて何の三千円だ?

経済的逼迫激しい折、昨年末、これじゃ年も越せないと、実に小金欲しさに、この種のものに軒並み投稿するべく、そもそも安い才能を年末大安売りとばかりに叩き売る為、一か八かで大枚叩いて買ったのが、今、使っているこのパソなのであるが、その使命を果たした末、既にそうした諸々の投稿は、ちゃんとQUOカードやVISAの商品券として郵送で受取っている。

う〜ん・・・他に心当たりはない。

因みに、高額賞金であった『お〜いお茶』の俳句は、暴風の如く勢いで100句ほど考えたが、よくよく投稿となると、一人6句までしか応募出来ないということが発覚し、自信の6句を自身で選考するのに、なんだかんだと100句詠むより時間と労力を要し、結句、選考に漏れるという痛恨の極みを味わったことなど、思い出すだけでも頭に血の上る疎ましい出来事まで思い出しながら考えに考えたが、思い付くことなく、この数日を過ごしていた。

そして、つい先日、たまにはと、投げっ放しのこのブログ、日記を読み返していると、「あぁ〜っ!?」つって、かなり当たり前に思い出したのである。
ま、これで思い出せなければ、流石に人間・ホモサピエンスを返上しなければならないであろう。

ともあれ、散々まるで喚くようにしてこの日記で騒いでおいて、実はしっかり銀行口座にその見返りが現金三千円として振り込まれていたのだ。
それにしても、通帳に印字された“振込”に続く入金元を意味する文字が、『OliveNewsX!』とは一文字たりとも被っていなかったので、ピンと来なかったのである。
幾ら情報社会とはいえ、オレの口座を他人が自然に知る由もないので、当然、オレはそうして見返りを受ける前に、自ら進んで、自らの銀行口座をOliveNewsXに教えた筈なのである。

ということで、非常にお粗末な話、誰がなんと言おうと・・・やっぱりオレは待っちゃん返上!である。

ま、長い前置きもショボイ言い訳もさておき、兎に角、自身のウッカリさには、ホトホト愛想も尽きたというモンである。
posted by パセリダタベヲ at 15:05| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月18日

夏のベランダ <後編の下の後半の下>

昨日の続き(最終回)

が、しかし、が、しかしである。
それじゃまるで、ウチのベランダを覗く、お隣のおばちゃんじゃないかと思い、考えを改め、ここは紳士と気取ろうと、ゲロ亀に餌を与えると、覗き行為は取り止めにし、さっさと部屋に引き下がったのだ。

ともあれ、うら若き看護婦さんですら、マンションのベランダから見られること容易に想像つく場所で、人目を憚らず黒いビキニ姿で日光浴を楽しむのである。これを体調管理として必要としている亀に我慢させるのは流石にちと忍びない。

しかし、遠回しではあるし、兎が五月蝿い訳でもないが、こうして隣のおばちゃんに苦情を言われた以上、そのままシカトも不味い。
オレは何らかの手を講じなければならないとも思ったが、ここへきてあることを思い出した。
「ねぇ〜お隣の○○さんちタバコ臭くありません?」
上の階の住人から異口同音に聞かれたことがある台詞だ。
答えは「確かにタバコ臭い」
しかし、オレは、もしそれで困っているなら、近隣の総意とする前に、直接本人に苦言を呈するべきではなかろうかとの考えから、というより単に天邪鬼故、若しくはそいつらの仲間となりたくない故、「僕、タバコ吸わないので、タバコの臭いには敏感な筈なんですけど、気になったことは一度もないですねぇ〜」と賺してやった。
といっても、本当に気になるほどでもないのだ。
するとその住人は、「煙は上にしか来ないから、じゃあお宅には関係ないわねぇ〜」と、如何にもオレを取り込めなかったことを残念がっていた。
おばちゃんとその息子は、かなりのヘビースモーカーのようだ。
だから、もし、またゲロ亀のことでお隣のおばちゃんが云々してくるようなことがあったとしたら、今度オレは、そう大して迷惑を蒙っている訳でもないが、「じゃあ窓閉めて下さい!そうすれば、騒音もかなり軽減されますし、何よりオレもお宅のタバコの煙に悩まされなくて済みますから!」と、まるで力石徹にカウンターパンチ、あのクロスカウンターを放つ矢吹丈の如く、ここはゲロ亀の健康の為、バシッと苦言を呈するつもりである。

戦いの夏・・・

余談ではあるが、このお隣のおばちゃん、オレとは随分異なる社会観、人生観、主義主張の持ち主である為、隣のよしみのお願い事がなかなか通らないが、それとは無関係に、今後、一つ心配なことは、オレに同じく、例のビキニ姿の看護婦さんを目撃していたかも知れない65の峠も過ぎたおばちゃんが、この看護婦さんに影響され、この看護婦さんに同じく、黒いビキニ姿となって、ここは実に適していると、自室のベランダで日光浴に明け暮れないかと、また、ベランダに長くいることで、尚のことドッタンバッタンとの騒音が気になり、しかも、そんな姿でオレの部屋のベランダを、以前にも増して覗きやしないかということだ。
そして、オレは黒のビキニなど持っていないので、ベランダで日光浴するとしたら、恐らく、スッポンポンで楽しむ筈であるが、その姿が、お隣のおばちゃんから見えたとしても、向かいの寮から見えないことが、実に残念である。

因みに、このゲロ亀、その五月蠅さ故、前出の文筆業の先輩に何度となくキレられたことがあるが、そのエピソードは、先輩のブログ『まっと式』(右上にリンクが張ってあります)の“K・T氏の証言”から探して一読して頂ければ幸いである。


ま、そんなこんなで、今年の夏もウチのベランダは大いに暑い!
posted by パセリダタベヲ at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月17日

夏のベランダ <後編の下の後半の上>

昨日の続き

ベランダにゲロ亀を出すのは、一年の内の半分。その年によって若干異なるが、5〜11月まではベランダ。11〜5月までは部屋の中。
これは、前述通り、亀は変温動物である為、通常自然界では寒い冬ともなれば冬眠する。
しかし、飼育という状況下における冬眠はなかなか難しいのである。だから、オレは毎年、18℃を著しく下回る日が続くことを一つの目安として、冬眠させない為に暖かい室内に入れるのである。
因みに、動物が冬眠する理由は、寒くて動けなくなるからであるが、裏を返せば一切の活動を停止して初めて冬眠は成り立つものなのである。つまり、寒い冬であっても、池の底や河川脇などの土の中とは違い、所詮、住宅の何処ぞは、所謂、外であったとしても、日当たりの具合などで、一時的にも暖かくなったりすることがある為、適していないということなのである。勿論、この場合の暖かいとは、その動物が一切の活動を停止しなくなる状態のことをいっている訳で、一時的にでも暖かくなると、一見してとても活動しているように見えなくても、その体内では内臓などが動き出してしまい、冬眠する前に蓄えられたエネルギーが消耗されてしまうのである。そして、そもそも寒くて捕食できるほど動けないので、それを消耗したが最後、ただ死あるのみとなってしまうのである。

しかしながら、では何故、18℃を著しく下回る日が続かなくなると、わざわざベランダに出すのか?頭のいい方ならそう考えるに違いない。
そう、それにはそれなりに理由というものがちゃんとあるからなのだ。
何もオレが、ゲロ亀が五月蝿くてたまらないので、隣のおばちゃんちの迷惑顧みず、無責任にも追いやるようにしてベランダに出している訳ではないのである。
端的にいえば、亀は紫外線に当ててやらないと、甲羅がオレのようにフニャフニャになってしまうのである。
また、日光に当たることで、亀を死に至らしめることになる甲羅の継ぎ目に蔓延るばい菌を殺すのである。
因みに、そういう効果を持つライトもあるが、冬はそれでよしとしても、真夏の太陽が発する紫外線に勝てる訳がないのである。
しかもウチは、立地的に恵まれ、都心でありながら付近に背の高い建物がなく、南向きのベランダは、日の出から日の入りまでの略全ての直射日光を受けることが出来るのである。
つまり、ウチのベランダは、日光浴好きの亀の飼育に適した絶好の場所といえるのである。

因みに、お向かいの建物は近所の病院の看護婦さんの寮であり、オレの住むマンションよりずっと背が低いが、南側に建っており、更にその南側に日を遮る建物がない。
夕方もちょいと過ぎると、時折、その門扉前で、彼氏との別れを惜しむうら若き看護婦さんを見かけ、何とも疎ましい思いに駆られたりしている訳なのだが、先日、無能で卑しいとは思いつつも、飼い主の勤め、ゲロ亀に餌をあげようとベランダに出ると、その寮の屋上、黒いビキニを身に纏った看護婦さんが、大胆にも独り日光浴をしているところを目撃してしまったのだ。
お〜っ、何という絶景かな!
ここから見える東京タワーより、六本木ヒルズに聳える森タワービルより、新宿高層ビル群の摩天楼より、素晴らしいではないかぁ〜っ?
さてさて久しぶりに双眼鏡でも出して、こいつをとくと拝まねば、アフリカのマータイ女史に、「モッタイナイ」と蔑まれる可能性がある程に、勿体ないにも程があるという事態が眼下に現れたのである。

続きはまた明日とする。
posted by パセリダタベヲ at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月16日

夏のベランダ <後編の下の前半>

昨日の続き

師弟不二の物語・・・

オレのラッパの師匠は小中高の先輩である。
小中の先輩であることを知ったのは、恐らく、中三の頃で、そのラッパの師匠と出会って少し経ってからのことであった。
そして、高校の先輩と知ることになったのは、高校に入学してからのことである。
因みに、歳の差の関係で、学び舎を共にしたことはないとは思うが、師弟してそんなしち面倒臭い計算など死んでもしない性質であるので、今改めて思い返しても、一度もそんなことを確かめ合ったことはない。
ラッパの師匠というからには、ラッパを教わった訳であるが、実にそれだけには止まらず、多岐に渡るありとあらゆる分野に関して教えを受けた。
そう、オレの永遠のアイドルとなったMILES DAVISもこのラッパの師匠から教えてもらったのだ。
そして、今でも何かと意識している。
小中高の先輩であるから、当たり前に同じ町で育っている。
お袋さんがチャキチャキの江戸っ子で、ご本人もそれを色濃く受け継いでいるような気がする。
現在は、お仕事の都合により、沖縄那覇でラッパをサンシンに持ち替え、今頃の季節なら、サキュリーン、サキュリーンと、路地に現れる巨大なカタツムリをトレードマークともいうべきコンバースで踏みつけにしていることであろう。
ま、一言でいうとお洒落で元気な方である。
オレの考え違いかも知れないが、このラッパの師匠のように、お洒落で元気な人間というものは、広い世間を探し回ってもなかなか見付からないモンである。

で、その高校にある日やってきた教育実習生、つまり、先生の卵は、その高校の卒業生だという。
歳がラッパの師匠に近かったので、もしやと思いそのことを話すと、ラッパの師匠は、「え〜っ、ゲロ亀石井亀が教育実習生かよ〜っ、バカデェ〜ッ」と言って笑い出し、明らかにその教育実習生を小馬鹿にし、面白がっていたのである。
“ゲロ亀石井亀”・・・その教育実習生が何故そのように呼ばれるようになったのかは、残念ながら綺麗さっぱり忘れてしまったが、兎に角、それが蔑みの意味合いを持っていたことに変わりなかった筈である。

ゲロと亀と石井のコラボレーション
ゲロ亀石井亀・・・何と絶妙な響きの組み合わせであろう。

それから15年。オレはその間、その言葉を一度たりとも耳にすることもなければ、口にすることもなかったが、何ともその語呂のよい言葉は、オレの心の奥にしっかり刻みつけられていたようである。
そして、前述のことからこの無能で卑しきミシシッピーアカミミガメ=ミドリガメに対し、オレが蔑みの念を抱いた瞬間、ラッパの師匠が口にして面白がっていた、この“ゲロ亀石井亀”という言葉が、余りにも鮮烈にオレの脳裏に蘇ってきたのである。
しかし、当初、この亀、まだ今ほどデカくなかった。つまり、現在に比べ、立てる音もそれほど大きくなかった。だから、イキナリ“ゲロ”とはちょいと気の毒だと思い、語呂のよさを損なわず、それなりに侮蔑を込めることの出来得る言葉として、“泥亀”を導き出し、そう呼んでいたのである。
ところが、年々成長するにつけ江頭2:50の如く、独りドッタンバッタン五月蝿くなってきたことから、いつの日か“ゲロ亀”へと逆出世の形で襲名したのであった。

続きはまた明日とする。
ただ単にオレのウチには、隣のおばちゃんに、かなりの遠まわしではあるが、苦情を言われるほどに五月蝿い、飼い主のオレにさえ蔑まれている、無能で卑しき“ゲロ亀”というミシシッピーアカミミガメ=ミドリガメがいるというだけの話で、これほどに引っ張る内容でもなければ、他に書くことがない訳でもないが、最近、ちょいと忙しくしている為、タイプして、アップする時間がなく、毎日読んで下さっている方には、大変恐縮の限りではありますが、とりあえず、今日もアップだけはしておいた的なお仕着せ、何とか急場だけは凌いだということで、無理やり了承して頂きたい。
posted by パセリダタベヲ at 02:02| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月15日

夏のベランダ <後編の中>

昨日の続き

羨ましいほどの不撓不屈の精神、飽くなき執念でその脱出行為を繰り返す訳だが、このときに立てる音が、五月蝿いのだ。
まず縁に手を伸ばして壁をよじ登ろうとするとき、体を預けた甲羅の腹がケースの壁に当たりゴツゴツと音がする。
そして、後ろに引っ繰り返ったときに、バッシャーンという水の音と共に、甲羅の上部が体の全体重を乗せてケースの底にぶつかり、ドガーンと音を立てる。
更には、起き上がるときに、またもやバッシャーンという水の音と共に、甲羅の腹の部分がケースの底を叩く、バチーンという音を立てるのである。
まあ、総じて先にそう記したドッタンバッタンでいい訳だが・・・

で、この羨ましいとはいった筈の光景が、その剥き出しとなった貪欲な本能が故と思った瞬間、鯔のつまり、その逞しきガッツが、動物故、当たり前に単なるガッツキ故のものに過ぎないと思ってしまった瞬間、抱きつつあった尊敬の念が、還って真逆の蔑みへと変化するのである。
無能さと卑しさの共存。
卑しいが故に無能なのか、はたまた無能が故に卑しいのか・・・
ともあれ、その共存に蔑みを覚えてしまうのである。
だから“ゲロ”と・・・
勿論、ゲロとは蔑むのに十分というか、的確な語であろう。
しかし、ここにはある秘められた師弟不二の物語があるのだが、これまた長くなりそうなので、続きは明日とする。
posted by パセリダタベヲ at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月14日

夏のベランダ <後編の上>

またちょいとこの日記のアップをサボってしまった。
それでも姉妹ブログ『下らない話』と『題名のための写真展』の方はアップしておいたが、夫々アクセス数が違う上、友人との間でも、一人の口から夫々について満遍なく語られることがないので、どうも個別にファンがついているようで、毎日何かしらアップされていれば由とするこちらのお仕着せの努力は、見て下さっている方には何らの凪ぐさみにもならないようである。
で、昨晩、アップしようとすると、13日の金曜である。とくに書くこともなかったが、前からの繋がりで、書くこともないのにわざわざ書くあたりが、オレっぽいのではないかと思い、書きかけのこの『夏のベランダ』を後い回しにしてしまったのである。
ともあれ、9日の続き。

そもそもこうしてゲロ亀について云々しなくてはならなくなった話の発端でもある、隣人よりの苦情に値するほどの音を発するから、つまり、五月蝿いからなのであるが、その音を立てる理由が、オレに蔑まれる理由である。
常識ではあるが、一応、記しておくと、亀というものは、当然、鳴かないし、女のように見境なく喚いたりもしない。
となると、音を発する要因は一つしかない。
そう、動くことだ。
動くことによって発する音だ。
ドッタン。バッタン。
コイツがなかなかで、洗濯機の脱水並みの音を立てる、否、立て続けるのだ。
勿論、その程度といえばその程度なので、我慢がならないというものでもないだろうが、一度気になると、ちょいと苛々くる感じなのである。
幸い、夜半から早朝にかけてはそうでもない。
無責任にも余り詳しく観察したことなどないのだが、どうも、日中、それも暖かくなり始めると五月蝿くなるようだ。
亀は変温動物なので、気温の上昇に伴い活発になる。
しかし、昼日中、お天道様が天辺まで上がると、ケースの中に入れてある水気のないレンガの上によじ登り、まるで作り物でも置いてあるかのように、じっと動かず甲羅干しを満喫しているようである。

で、その活発とやらはどんな様子で何の為なのか?
ゲロ亀の動きを見ると、ケースの中を徘徊する訳ではなく、明らかにケースの壁をよじ登ろうとしている。つまり、ケースの外へ出ようとしているのである。脱出というやつだ。
あのあらゆる敵の攻めから身を守る為に重厚である甲羅の中から、手(厳密には前足)、足、首をこれでもかというほどに伸ばし、まるで万歳しているかのよう格好、壁に体を預け、後ろ二本足で立ち上がり、手を壁の縁にかけよとしているのである。
因みに、縁に手さえかかれば脱出は可能であろう。何故なら、ゲロ亀とは別のミシシッピーニオイガメというやつが、既にそれを実践しているのであるが、それはまた別の話とする。
だから、あと数センチで手がかかりそうなので、このケースで飼えるのも、このまま順調に成長を続ければ、ほんの2〜3年の間であろう。

では何故、脱出を図ろうとしているのか?
考えつく唯一の理由は、腹が減っているからである。
そう、餌を求めて何処ぞへ行きたいのである。
宛などある訳がない。
でも、このケースの中で、飼い主たるオレの手からしか糧を得ることしか出来ない以上、兎にも角にもまずはここを出なければならないと、本能的に感じているのであろう。

が、しかし、が、しかし、である。
縁に手がかからないにも拘らず。只管に上へ上へと向かっていくのである。餌欲しさに・・・
そして、いつしかあの重厚な甲羅が仇となり、後ろに引っ繰り返るのである。
しかし、また、不屈の精神というか執念というか、腹を見せて引っ繰り返っても、首を伸ばして鼻先を地べたに着けると、まるでプロレスの神様といわれたカールゴッチが推奨する首の鍛え方でもある、首ブリッジ状態から、エイッと勢い首を捻り、パタと体を横に180度反転させ起き上がるのである。
で、懲りもせず、また繰り返し幾度も幾度も脱出を図るのである。
七転八倒とは当にこのこと。
ドッタン。バッタン。


これまた長くなりそうなので、続きは明日とする。